前略、お元気ですか。
夏目漱石が逸話で、”I love you”を「月が綺麗ですね」と訳したのをご存じでしょうか。
意味をそのまま述べる直訳と違い、翻訳はもともとの書き手の意図をより伝えるために多少曲解して書くこともあり、とても難しいけど素敵で面白いものだと思いました。
特に、洋楽の歌詞を翻訳する場合は歌詞に含まれた意図を伝えるために、翻訳者によって十人十色の和訳が行われていると感じます。
例えば、ラブソングを直訳気味に直球で書き起こす人もいれば、ストーリー性重視して本来はその単語に存在しない類義語でロマンティックに書き起こす人もいます。
つまり書き起こす人によって曲に関する印象が大きく変わり、和訳によってより好きになることもできれば嫌いになることもできることもできます。
このブログで何が言いたいかというと、
私はed sheeranが好きでよく和訳を調べます。
彼が記す歌詞はとても感傷的で、私がまだ持たぬ情景を垣間見ることができます。
いずれは人の和訳したものではなく、自分自身が自分好みに曲解してより好きになりたいなぁと思います。
かしこ
今回僕の中で和訳がばずったエドの楽曲